黒ニャンの話
我が家の猫たちを飼う前、私の趣味の1つに「ご近所の外猫さんや野良猫さんと遊ぶ」というのがありました。
一度猫さんを見かけた道でその猫さんにまた運良く会えたら嬉しい!ってだけなんですが、何度も会えると親近感がわいて勝手に名前をつけたりして楽しんでいました。
気ままな猫さんなので一度会ったきり2度と会えなかった子もたくさんいた中、その道を通れば遭遇率90%という猫さんもいました。
\ごろにゃん/
3年ほど前、まだ彼と別々に暮らしていた頃に彼の家と私の家のちょうど中間地点、歩いて5分くらいのおうちの前にいつもいた黒猫さん。
溝でゴロゴロしたり、じっと座っていたり、機嫌の良いときはスリスリもしてくれるんですが、だいたい距離感を保つタイプの子でした。
\あたしクールなのよ/
この子の名前は何にしようかなー♪と思っていたある日、その黒猫さんがいつも前にいるおうちのドアが開いていて、おじさんが外に出て黒猫にごはんをあげていました。
「その猫おじさんの猫?(。・ω・。)」
と話しかけてみたら、イアンという名前のそのおじさんは黒猫ちゃんの飼い主ではなく、本当の名前は知らないけど黒いからノワールと呼んでいると教えてくれました。
元々はイアンおじさんの隣の家にいたカップルが飼っていたけど、何年か前に引っ越した際にノワールちゃんは置いていかれてしまったそうです。
それ以来イアンおじさんがノワールちゃんにごはんをあげていて、機嫌の良い日はベッドに入って来て一緒に寝ることもあるけどこの子は気分屋だからね〜と、ごはんを食べるノワールちゃんを撫でながら話してくれました。
未だにイアンおじさんの家の前は動物病院に行く時に通るんですが、キャリーの中にいるルナちゃんやアッシュを見るとめちゃくちゃ威嚇するので、ここ一年ほどはナデナデさせてもらえません(´・ω・`)しゅん
そして去年住んでいたおうちの向かいにも、黒ニャンが住んでいました。
\Zzz/
雨上がりのベチャベチャに濡れた草の上で寝る黒ニャン、この時初対面だったんですが、触るまで死んでるんだと思いました(´-`)
この子は出会ってすぐに仲良くなって、ナデナデしてもお利口さん(つω`*)
\ナデナデ…/
特別なつくとかゴロゴロ鳴くとかはないんですが、ただひたすら何をされても身を委ねるタイプの猫さんでした(*´꒳`*)
見ず知らずの私に抱っこまで!
\バーン/
私、ルナちゃんと一年一緒に暮らしてるくせに未だに黒猫みんなルナちゃんに見えるくらい黒猫の見分けがつかないんですが、この黒猫さんだけは顔が面長なので印象的でした(つω`*)
黒ヒョウがそのまま小さくなったみたいな顔だったのでパンサーと名付けたんですが、顔からしてオスだよねと話していたら、ある日飼い主さんがトムと呼んでいたので多分正解(。・ω・。)
トムママさんのトムくんとおそろい(つω`*)
そしてこのおうちもある日突然お引越ししてしまいました。
でもその後トムくんを見ることはなかったので、きっとトムくんは一緒に連れて行ってもらえたんだろうなあ…(*´꒳`*)
この当時はまだ黒ニャンに特別な思いはなかったんですが、思えばきっとこの頃からルナちゃんをお迎えすべく黒ニャンたちに周りを固められていたんだなあと、我が家の黒ニャンを見て思い出してしまいました(。・ω・。)
\ぴょこ/
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